これが私にとっての大きな失敗なのかもしれない(宮崎市立青島中学校:学生G)

シリーズ2:面白人にインタビュー, スクールコース, 編集の教室, 青島中学校

私と片岡さんとの出会いは「勉強」というキーワードからはじまった。

私は宿題が嫌いだ。なぜなら、他のことに気を取られてしまってなかなか終わらず二時間以上もかかるし、宅習をただ書いたってなんの役にも立たない。それに学校もあるし私の場合は、塾にも行ってるから自由に好きなことができる時間が欲しいし、充分に復習できているし。でもやらなかったら親に怒られる。正直言ってこんなめんどくさいものいらないと思うからだ。

でもそんな私に片岡さんは教えてくれた。
「中学の間は興味があることだけじゃなくて、基礎をしっかり学ぶこと。基礎が将来大事になる。だから、高校では興味があることの勉強をしていく。宿題は親に言われるのも嫌だし、親のためにすることじゃない。自分の将来のためだからするんだ。」と言ってくれた。

これを聞いて、宿題をするのが嫌と感じていた私の気持ちは「宿題はちゃんとしたい」という気持ちに変わった。でも現実はそんなにうまくいくことじゃない。この時にそう思っても、明日には気持ちが変わってるかもしれない。こんなことを、心の中でひそかにつぶやいた。

次の日、私は家に帰ってから一瞬「宿題をしよう」と頭をよぎったが「今日くらいはいいや。」という気持ちに消されてしまった。自分の将来のためなのに、できない。自分が悪いのはわかってる。でも、やらなきゃいけないことなのに、スマホやペットのことなどに気がいってしまってできない。

そんな私にアドバイスをしてくれた片岡さんの中学生のころの夢は、野球選手になることだった。高校に上がると小さい頃から興味があった宇宙に行きたいと思うが、目が悪っかたため月に行くことができなかった。それでも片岡さんは、「自分は月に行けなくても、人を月に連れて行きたい」と思い月面自動車にたどりついた。

私は、こんなにすごい人は、勉強が元からできていたのか。という疑問が湧いてきた。すると片岡さんは、元々運動もでき、成績も優秀だった。と少し自慢げに語ってくれた。人生ではじめての失敗が高校受験で県で一番の学校に落ちてしまったこと。と言っていた。

でも若いうちに失敗をしてよかったとも言っていた。若いうちの失敗とは、自分が大人になった時にその失敗を生かすためだと私は思う。だから宿題も、したくないからと言ってやらないでいたら成績が落ちた。これが私にとっての大きな失敗なのかもしれない。

宅習はまとめる力をつけると同時に、工夫をすればテスト勉強に役立つ。結局宿題は、自分にはなくてはならないものだと思った。

私はこれから、自分の気持ちと向き合いながら、勉強に関心を持って毎日宿題に励みたいと思う。ただ、片岡さんのようにはなれないかもしれない。それでも、たくさん失敗して学んでいろんな人と出会って自分なりの生き方を見つけていきたい。