勇気のない私の「最後の一歩」(宮崎市立青島中学校:学生F)

シリーズ2:面白人にインタビュー, スクールコース, 編集の教室, 青島中学校

Yuukaさんは、高校1年生の時に校内のオーディションに合格し、外国に行くことになった。私はこれを聞いたとき心ぼそそうだなーとか、わざわざオーディションを受けてまで、言葉が伝わらない国に行きたくないなー、と思った。

そのとき、Yuukaさんは、「心細い気持ちより、楽しみという気持ちが勝ってしまう、とりあえずやってみればなんとかなる」と言っていた。また、Yuukaさんは、その国に行く前に必ず「ありがとう」という言葉を覚えてから行っているということが分かった。そのほかに、自分から現地の人に話しかけたり、自分から現地の人の隣に座ったりと、積極的に関わっていたと言っていた。

私はこれを聞いたときに、ただがむしゃらに「とりあえずやっている」のではなく、しっかりと「何とかなる」ための行動を自分で考えている、ということが分かった。自分の世界が、広がった気がした。

それとは反対に私は、何かをすると決めても、最後の1歩を踏み出せずに、また今度でいいかと何処か逃げ道を作って、自分が楽になるように、嫌な思いをしなくていいように、物事を片付けてしまう。

例えば自分が悪いことをした時に、自分の非を認めて謝ると、何だか自分が負けたような気がして嫌な思いになる。私は上級生に「バカ!」と、暴言を吐いてしまった事がある。明らかに自分が悪いということも、謝った方がいいということも、分かっているのに「もう謝らなくていいか、どうせ許してくれるだろう」と、謝ったことで自分が嫌な思いをしなくていいように、逃げ道を作ってしまった事がある。このとき私は、心の中がモヤモヤして、「やっぱり謝った方がよかったかな」と思った。

でも、「よし!今から謝ろう!」と思う事もある。でも、やっぱり心細くて、勇気がなくて、「今謝ったらどんな反応をされるのだろうか、もう遅いのではないだろうか」と最後の一歩が踏み出せずにいる。だから私も、心細いから、勇気がないから、前に進まないのではなく、Yuukaさんみたいに「とりあえずやってみれば何とかなる」と思って、心細くてもとりあえず前に進んでみよう、と考えるようになった。

そしていつか、「最後の一歩」を、身軽に踏み出せる日が来たらいいなと思う。