裏切られて好きになった(田代圭大)

2021上半期記事, シリーズ3:面白企業にインタビュー, 編集の教室

皆さんは、裏切りをされた事はあるだろうか。
主に、裏切りはいい裏切りと悪い裏切りの2つがある。例を紹介しよう。

悪い裏切りは、例えば運動会で徒競走をするとして、友達が、「一緒に走ろうな!」と言ったのに、いざスタートしたら友達が自分より全然速くて、追い越されるという裏切りである。逆に、いい裏切りは、飲食店で食べ物を頼んだら、メニューに載っている食べ物の画像より量が多かったという裏切りである。だが、自分から悪い裏切りをしてしまったことがある。それは、友達と遊ぶ予定をしていて、予告せずに遅刻したことだ。目覚まし時計をかけていたが、寝坊してしまった。友達は、気にしないでいいよと言ってくれたが、自分は裏切ってしまって友達に申し訳なくなった。

そもそも、裏切りと約束を破るの定義は何だろうか。自分が考える裏切りは、一方的に相手の都合や約束に反し、がっかりさせる事だと思う。例えば、何も連絡しないで学校を休むのも自分だったら裏切りだと思う。だが約束を破るのとはちょっと違う。約束を破るの定義は、相手とした契約に反する事だと思う。何時に集合と言ったのに遅れて来るなどだ。似ているが少し違う。裏切りは裏切りである。約束を破るも約束を破るである。

ところで、自分が一番好きなセブンの商品は、黒いティッシュである。皆さんも、セブンイレブンで何かお気に入りの商品があるかと思う。定番は食べ物などだと思う。だが自分はティッシュだ。しかもあまり知られていない。自分は人とかぶるのがあまり好きでない。ひねくれているというのもあるが。その時はティッシュが丁度切れていて、買おうとしていたところだった。ふとセブンに行った時、とある黒い箱が目についた。それはティッシュだった。真っ黒な四角い箱に、ワンポイントのシルバーのセブンのロゴ。こんなにかっこいいティッシュ、もう買う以外の選択肢が見つからない。早速買ってみた。最初に驚いたのが、ロゴがなくなる事だ。シルバーのロゴで、かっこいいと思っていたが、まさかそれが取れるとは。早速裏切られた。ロゴが取れると、ティッシュの紙以外、全て黒色の真っ黒な箱に様変わりした。何だこのかっこよさは。これだけ自分がかっこいいと思った事は久しぶりだ。でも、見た目だけではだめだ。早速ティッシュを手に取ってみる。

「やわらかい。」

やわらかい。自分は柔らかいティッシュの方が好きだ。硬いと、あまり肌に馴染まないからだ。見た目も良くて、紙質もいいとなると、好きになる以外の選択肢が見つからない。それから、自分は黒いティッシュの虜になった。

この黒いティッシュへの愛を、セブン&アイの人に伝えてみた。このティッシュは、相当こだわられて作られていると思う。ティッシュの裏に、「パルプ100%を使用し、独自の製法でじっくりていねいに作りました。お肌に使用することを考えた、ふんわりやわらかい贅沢なティシュペーパーです。」
セブンさんは、それがわかってもらえて、嬉しそうだった。「品質がいいとか、値段が安いとは言われていましたが、好きって言われたのは初めてです。好きって特別ですよね。」とコメントしている。セブンさん的には、もっと有名になって沢山の人に買ってほしいのだろうけど、自分は今のままがいい。あまり有名でないからこそ、好きになれる。その分自分が沢山買うから大丈夫だと思う。