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優しい私の「本音」(宮崎市立青島中学校:学生G)

 ある日の朝食に「明太子」が出ました。その明太子を私は、隣の子にすぐ挙げました。目をきらきらさせながら言いました。『本当に?いいの?!』

 私は、明太子が嫌いです。すこしピリピリする味もドロッとしているみためも、生臭いにおいもすべて嫌いです。
他にも、私には嫌な食べ物があります。でも私は嫌いな物でも、「食べなきゃ!」と思ってしまいます。例えば宿題とかもきちんとやって提出しなければいけません。でも私は隣にある漫画とか気になって後から急いでやるという時もあります。そういうときの焦りが「しなきゃ!」という気持ちになります。宿題だってしたくありません。面倒くさいし、わからないし。でもしなきゃと思うのは当たり前だし、今思うと、宿題にも意味があるのだと思います。なぜなら、テストの後で損をするからです。それに、「食べなきゃ!」と思うのも作ってくれている人や食材になる生き物に少しでも感謝したいからです。好きで嫌いになってるわけではないから、できるのなら何でも食べられるようになりたいし、できるようになりたいです。

 しかし、それだけとは限りません。私が嫌いな食べ物を好きな人がいます。その人に「苦手だからあげる。」といって渡すと、そのひとは「いいの?」といって嬉しそうに食べてくれると思います。「うれしい」とか「ありがとう」といってくれると私までうれしくなります。

 そんなことで、人に幸せを分けてあげていて、私は人の役に立っていると思います。
 「したいのにできない」、「食べてあげたいけど、食べたくない」、これが私の「不自由」です。



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