中学生が「面白人」にインタビューをしました。:新しいことに挑戦することはいいことだよ(大渕あおい)
今日は「たこのすけ」こと森田松之助さんにインタビューだ。
私はものを決めることが何かにつけて苦手で、「どっちにしよう…」とずっと決められないことは日常的にあって、いつも迷惑かけてるなー、とは思いながら迷ってる。
そんな中、松之助さんは今までたくさんの挑戦や決断をしていることを知り、松之助さんの今までを知って、参考にしたいと思い、インタビューをさせてもらった。
松之助さんは大学で面白い人たちにたくさんあった影響で一年生の時にやってみたいな、と思っていたたこ焼き屋を始めたんだとか!私はたこ焼きが大好きだから、もちろんそういう理由もあったり…。屋台で日本中を周り、世界へ出て、今は伊勢志摩でゲストハウスを出すという新しい方向でも活躍中。おしゃれだし、三重は行ったことがないからいつか伺ってみたい。
そんな松之助さんに私は聞いてみたいことがあった。
「続けてきた陸上と今やってみたいと思っているバレー、どっちをするべきか意見を聞かせてもらえますか?」
わたしは前からこれがやりたい、こっちがいい、などがあまりなかった。「ピンクと紫のハンカチ、どっちがいい?」と言われてもずっと決められずにおどおどして、習い事もこれがやりたいというものが見つからなかった。でも、バレーに出会って、「これがやってみたい」と思った。これほど面白い!と思ったスポーツはないと思い、陸上のために走るのはすごく嫌だったのがバレーのためと思えば頑張れた。でも今まで続けてきて悪くはない成績を残してきた陸上。どうすればいいのかわからない…。考えれば考えるほどどっちもいいような、悪いような……。
すると、意外なお話が。実は今でこそ色々な決断をし、自分らしい人生を送っている松之助さんだが、私と同じ中学生時代は「特に何も考えてなかったよ笑」と。むしろちゃんと考えていて偉いねーという感じでちょっと親近感が湧いた。私とは真逆と感じたからこそお話を聞いてみた松之助さんだけど、似通っている部分もあるように感じて、私もあんな風になれるかも?と少し嬉しくなった。
たこのすけさんは「新しいことに挑戦することはいいことだよ」と言ってくださり、バレーの方向に気持ちが揺れた気がした。
結局、今私はバレー八割、陸上二割程度の中学校生活を送っている。本当は活動日が全く被らないような部活動同士でないと兼部は認められないが、特別に許可がおりた。このままいっていたら、よく言えば安泰だけど変化の少ない陸上をやっていた気がする(安泰なんてない気もするけれど)。もちろん陸上を中心にしてもきっとたくさんの面白いことはあっただろう。でも、周りに流されがちな私がバレーに重きをおいて活動していこうと決められたのは本当に大きなことだと感じているし、変われたんじゃないかなとも思っている。
この選択でよかったのかなと思うこともあるが、松之助さん曰く、「どっちを選んでも同じくらいに面白い人生」。今は自分が選んだ選択を精一杯面白く、濃くして行こう。
2021年2月17日 D-Stadium2020教室サイトに掲載