関係ないなら同じ形でもいいんじゃない?と思っていた私。(市川 莉子)

シリーズ3:面白人にインタビュー, 編集の教室


私は大学を休学して自然農などを勉強している石原さんにインタビューした。私が石原さんにインタビューをしようと思った理由は、最近は電車、バスなどの交通機関やスマートフォン、WiーFiなどのインターネット環境も整っているのに、何故東北地方の田舎に行って自然農について学んでいるのかとても疑問に思ったからだ。

石原さん「このねぇ、ギザギザしている手みたいな形してるじゃん?それ意味あるのよ!!なんでオクラはこの手の形になってるのでしょう?」

石原さん「ヒントは、オクラって他の植物より背が高い。あとは葉っぱが大きいと光合成しやすい。結構いろんな理由があったりするんです。考える力が大事だったり。」

りこ「う〜ん。なんだろう。さっきの里芋みたいに雨とかを活かすというか。葉っぱが受けみたいな感じになってる気がして水が垂れてきてそこから根元に水がいってる感じかな?」

石原さん「私はそれを考えたことがないけど、確かにそれもあるかも。私が考えたのはね、背が高いと風の影響を受けやすいから、手の形になったのかなということ。そう考えると面白いでしょ?」


クイズ形式で野菜の葉っぱにも役割があることを教えてくれた石原さん。正直、野菜の葉っぱ自体は食べることはないし、関係ないなら同じ形でもいいんじゃない?と思っていた私。石原さんのお話を聞いて、葉っぱ一つ一つにもしっかり役割があり、役割があるから形が違うということがわかった。


くるみさんは雑草のことも教えてくれた。
石原さん「雑草とかも役割があってね、イネ科の植物は硬い土にはえるんだけど、土を柔らかくする役割があって。ツル科って、うしゃうしゃってしてるのは土を保湿してくれている。雑草ってこうやって役割があるの。雑草が生えていることで、土が柔らかいなとか硬いとか、土の状態がわかるんだよ」


私の家には家を囲んでいるみたいに庭があって、リビングのソファに座ると自然と庭が目に入る。桜の木だったかな、木もあるけど、あんまり庭の手入れをしていないから雑草がいつも見えていて、抜いたほうが気持ちいいだろうな、抜かなきゃなって思っていた。だけど、自分から抜こうとはしなかった。汚れたりするし、めんどくさい気持ちがあったりしたからだ。だけど石原さんにインタビューをして、雑草にも役割があることを知った。雑草は生えている土の状態を教えてくれたり、土にどんな栄養が足りていないかを教えてくれたり、土の状態を可視化して教えてくれるんだなって、雑草を見るたびに思い出す。

だけど、私は今でも雑草を抜くことはしていない。やっぱり汚れるのが嫌だし、最近は外が寒いし、花粉もたくさん飛んでいてくしゃみや鼻水が止まらないからだ。
でも私は、雑草がどんなことを教えてくれようとしているのかを思い出す。