中学生が編集の教室についてメッセージをくれました。:編集の教室メンバーが、いろいろと語ってくれました。
2020年9月から2021年3月まで毎週おこなわれていた『編集の教室』第1期が、終了しました。教室に参加してくれたメンバーから、自分にとっての『編集の教室』を語るメッセージが届いています。
文で始まり文で終わる(佐藤 創咲)
この編集の教室、最初は何なんだろうと、気になって初めての編集の教室を体験しました。
すると、僕が国語で一番苦手だった、文の書き方について教えてくれくれるという貴重な時間をもらえました。最初はずっと文を書くのが難しかったけどだんだんと、その難しさが楽しさに変わっていき文を書くのが楽しい時間となりました。
しかも、次第に自分でも成長が感じ取れたりしていてとても嬉しく
「早く書きたい」というところまで気持ちがこみ上げてきました。
その成長を本当に実感できたのは文を出した時、有田さんが細かいところまで指摘してくれて指摘されるところが、だんだんと減っていき、それが文を書く動力になったような気がしました。この編集の教室で学んだことは、一生役に立つことなので、それを一生の宝物にして文を書き続けていきたいです。
苦手が少し減った(藤原 理子)
最初は「編集の教室」では何をするんだろう、難しそうだな、と思っていました。私は自分の考えを書くことが苦手でした。ですが、ここでインタビューをまとめていく中で、自分の考えを書くことに対する苦手意識が少し減ったと思います。これから高校生になり、自分の思いを書くことが多くなると思います。(春休みの課題で作文が2つ出ました) ここで学んだことを糧に文章を書いていきたいと思います。
最後に、私は受験で参加できないこともありましたが、とても楽しかったです。「編集の教室」に関わっていた皆さんありがとうございました。
[編集]もピンとこなかったけど、、、?!(石川 紗羽)
毎週水曜日、7時30分から始まる「編集の授業」
講師はダウンタウンの松本さん似の、有田さんといつもノリノリで関西弁の湯川さん。
大学生チューターの、あゆみん、てぃーくん、いくみん、たまゆー。
みんなのマネージャーで縁の下の力持ちの桂さんと、ゆいさん。
ゼロ地場で知り合ったメンバー。 みんなで一緒に文章を作っていった。授業を受ける前は編集の授業?なんだそれ?プログラミングみたいな感じなのかなあ?と思っていたけど
いざ、授業を受けてみると私が考えていたものとは全く違うものでした。「編集」といっても私の考えていたプログラミングみたいな感じではなく
自分で文章を作り、それをまとめてより良いものにしていくといった「編集」だった。私は、自分の思ったことを文章にすることが得意ではない。かと言って苦手というわけでもなく曖昧なところ。
だから、編集の授業で少しでも文章を書くことがうまくなくなれたら、と思って参加した。初めての「編集の授業」はかなり緊張していたから7時30分から始まるのに、10分前ぐらいからパソコンの前に座って準備していたほど(笑)
だけど慣れてきたら、湯川さんのノリにもついていけるようになり、自分の思いを文章にしていくことが楽しくなっていた。
文章を書いて、有田さんにフィードバックをもらって、自分が書いた文章がどんどん良くなっていくのがうれしかった!最近では、学校の総合的な学習の時間で、「ネット依存」について班で調べて1人ずつクラスで発表しました。
クラスのみんなは、資料の数字などをたくさん使っていたけど、私はみんなとは違って自分の思ったことや考えたことを発表しました。
みんなと違って心配だったけど先生から、良かったよ!!と褒められたのが嬉しかったです!
そして、編集の授業のおかげか、学校の弁論大会でクラスの代表にも選ばれ、学年みんなの前で発表しました。
自分が思う「ネット依存」についてのことを話すことができてうれしかったです!!!面白人や、大学生チューターへのインタビュー、自分の不自由なこと、など1回1回の授業がとにかく楽しかったです!!!
編集の授業で、文章を書くことが楽しくなりました(≧▽≦)
本当に、編集の授業に参加出来て良かったです!!!!!
遊ぶように文章を書く(貞森 信太朗)
編集の教室ってなんだ?編集って何を編集するんだ?
最初はこう思っていたけれどまさか文章を書くとは思いませんでした。
僕は国語が苦手です。正直最初は文章を書きたくありませんでした。毎回国語のテストの文章問題を間違えて先生にも「信太朗は書く力が足りていないね」と言われていました。編集の教室が始まって有田さんに文の指摘をされることがたくさんありました。でも「自分の正直なところを出す」ということを教えてもらい、だんだんと正直なところをたくさん出せるようになって指摘される部分が減ってほめられることが多くなり文も楽しく、書きやすくなりました。
文章を正直に書くと大人が書けないような文ができてほめられるのがモチベーションにつながりました。遊ぶのは楽しくて同じように文章をかけて楽しかったです。編集の教室、ありがとう!!!
変わった“感覚”(駒澤 一颯)
暑い夏、お母さんにやってみればと言われ
正直、なんとなくから始めた編集の教室。
始まる前は、”編集”という言葉からプログラミング関係の編集について学んでいくもの
かと思っていました。
僕が、この教室で「自分を伸ばす事が出来た!」と感じたのは学校でのことでした。
今までは、読書感想文や振り返りなどを書くときに自分の思いを文章として表すのが苦手で、気分が下がってしまっていました。
ですが、編集の教室に入って何ヶ月かしていくと、文章に自分の考えや思いを書き表していくのが楽しくなり、今では苦手意識が
全くなくなったように感じています。
例えば国語や総合での授業のときに
「次の授業では文章を書いてもらいます」
と、先生がおっしゃった時はみんなは
「嫌やー」や「めんどくさ」と言っていますが、内心どこが嫌なのかわからなくなってきていて”感覚”が良い意味で変わったと思います。
この経験を活かし、みんなから好まれるような文章を作れるようになりたいです
なぜだか隣にいるような気がした(佐藤 世壱)
昨日、テレビ局の出演で小学生にインタビューする機会がありました。
子供たちにインタビューをしている時に、なぜだか偶然、湯川さんが隣にいるような気がしました。
「世壱、この言葉をもっと具体的にしたら相手に伝わりやすくなるよ!」
話し手が話している間にうなずきながら、全体の構成を考え次の質問につなげようとする湯川さんを思い出し、自分のインタビューの視点を何度も転換させました。湯川さんのように笑顔にうなずき、明るく反応をすることにも心がけました。
すると小学生たちが自然と笑顔になり、僕にたくさんしゃべりかけてくれました。とっても嬉しかったです。 受験で出れない時期があったのが悔しいです。もっと、有田さんから文章の編集の仕方を学び、鋭いアドバイスをもらい、湯川さんのジョークや面白い話を聞きたかったです。
ラスト一週間で二つの文章を仕上げることができたのは、優しくフォローしてくれたたまゆーのおかげです。編集の教室が始まってからの半年間はあっという間でした。
これから、社会活動を通してアウトプットする機会が増えると思うので、文章を書く際、インタビューをする際は、編集の教室のみなさんが脳裏に浮かぶことと思います。
ありがとうございました。
令和の湯川カナになりたい…!(大渕 あおい)
私はこの授業での文章でもよく言っている通り何かを決めること、何かを新しく始めること、もっと言えば初対面の人と話すのも人一倍苦手です。
新しく始めて失敗するなら、現状維持の方がいいんじゃないか…?
そんな私です。実際やるかは即決はできなかったのですが、両親と話してなんとかやってみる、と決めました。でも。そもそもzoomって何?
コロナで有名になってたけど私にも使えるの…?
編集って、動画編集みたいな…?
というか初対面って、私、話せるのかなぁ……不安しかありませんでしたが、思っていたよりも全然あたたかいというか、勉強!っていう感じもないし、私も馴染むことができてよかったなあ、と切に感じました。文章は今まで中学受験の作文くらいしか書いたことがありませんでした。
作文はなんだか答えにくい設問に対して、自分の体験と、自分の意見を交えながら400字以内で書かなくてはいけませんでした。
さらにさらに!模範解答の内容のつまらないことといったら!私は某enaに通っていたのですが(都立中受験に強い塾です)、配られる模範解答はパターン化されています。地球温暖化、お父さんお母さんに学んだこと、友達、おじいちゃん、兄弟……正直いってつまらないんです。まあ、私の作文は計画性なく始まり、謎のテーマで論じてられていたので点数は悪かったんですけどね(笑)例えば“シマエナガ“という北海道にのみ生息する、尻尾を入れなければ日本で一番小さい、めちゃくちゃ可愛い小鳥の話だったり。まあ、そういった奇抜な内容は大体受け入れられませんでした。
というか塾はそもそも嫌いでしたね。真っ白な監獄だと思ってました。(殺風景なんです)まあまあ、そんな400字に収まらないスケールの私は(笑笑笑)この編集の授業がとても新鮮で、とっても楽しかったです。表現したいことを表現したいように。量も内容も書き方も、全部自分の思うようにできたのが本当に自分にとってぴったりな感じがしました。特に編集の授業のようにテーマを与えてもらえると、創作意欲も湧きますし、自分の感じることがたくさん表現できたと思います。感謝しかないです。いくみんグループもとても面白かったです。みんなで話すときはネタは尽きないし、いくみんと一対一で話せる機会があったときはすごい深いお話ができて、すごくためになったなと感じています。
日記のことだったり、2、3人グループの法則だったり、カーストだったり、炎上の話だったり、亡くなってしまった方とその周りの方のことや、言葉の力。
特に炎上のことは、このあいだの地震のツイートで炎上した人の話をしていたんですね。いくみんは阪神淡路大震災の文章を書いていたので思うところが多く、私も思い入れの強いいくみんの話を聞いて思うところや考えるところがいろいろありました。そして、書くときには有田さんや湯川さんのアドバイスがすごくありがたかったです。お二人のような方に褒めていただいたときはモチベーションも上がりました。
特に湯川さんとはじっくりお話しする機会があったのですが、そのときにもらったアドバイスが本当にすごいと感じました。文章の内容の構成の仕方を変えるだけで、内容の入りやすさや楽しさが全然違うことを実感し、湯川さんの構成の仕方に本当に驚きました。
それからはさらに、湯川さんを尊敬しています。「令和の湯川カナになりたい…!」大口を叩いていますが、そんなすごい人になるなんて容易なことではありませんし、そもそも本当に文章を書く人になるかどうかもわかりません。でも、本当に素敵な文章構成で、しっくりきた時の衝撃は忘れられないものになっています。すごく大切な経験になりました。これからはさらに忙しくなり、文章を書く時間があるのか、正直いって不透明です。逆に、中3なのにほぼ毎回編集の授業に参加できたのは幸運だったと思います。
でも、自由に、書きたいように文章が書けて楽しかったし、学んだこともたくさんありました。文章を書くことの楽しさや与える力の大きさ、そういうことを知った上でまた何か、自分でも文章を書けたらいいのかな。そう感じています。
他にも運営の皆さんにはたくさん支えていただいて、そのおかげで私も文章を書き、ホームページに載せられるまでにすることができました。本当にありがとうございました。そして私のアップしてきた謎の文体のインタビュー記事を受け入れてくださり、ありがとうございました。楽しかったです。やっぱりこれからも、不定期ながら文章を書いていければと思っています。