記事一覧

  1. HOME
  2. 60g足りないっ!!!(石川 紗羽)

60g足りないっ!!!(石川 紗羽)


 みなさん、「カゴメ株式会社」って知ってますよね?
私は食品会社ということは知っていましたが、何を作っている会社かをよく知りませんでした。
そんな私が今回インタビューさせていただいたのは、カゴメ株式会社社員「小野 大騎」さんです。インタビューするなら、何を作っている会社かぐらいは知らないとまずい、、!
そう思い、冷蔵庫の中に何かないか探してみた。そして見つけ出したのが「ケチャップ」
あー!そうだ!カゴメって、ケチャップとか野菜ジュースの会社だ!
そこで私はカゴメ株式会社に気づきました。でも、ケチャップってオムライスにかけられたら何でもいいんだよなあ。
「ケチャップ」という必ずのように冷蔵庫に入っている当たり前の存在。あって当たり前。
そんなものを作っている人のことなんて考えたこともなっかた。
しかし、小野さんは「食」で人を元気にする、ということに本気で向き合っていた。

 実は小野さん、小学生の頃の将来の夢は、化石を掘る考古学者。
食に興味を持ち出したのは大学生の頃で、日本各地を巡ったことがきっかけ。
日本各地で、いろんな人が親切にしてくれて、人とつながりのある「食」で恩返しをしようと思ったそう。
しかし、食品会社といっても。数えきれないくらいある。色々な会社の人と話をし、一番自分らしくありのまま働けると思ったのが「カゴメ株式会社」だったそう。

[でも、わざわざカゴメに入らなくても良かったのでは?料理人とかじゃダメなの?]

「料理人でもよかったんだけど、料理人って、一部の人としか関われなくて。でもカゴメとかだったら広くいろんな人と関わることができるし
 自分が作った物が、日本だけじゃなくて世界にも広がっていくのがうれしいからかな!」
自分が作った物が世界にひろがっていくのっていいな。
たしかに、うちにもカゴメで作られたものがあるわけだし。いろんな人と関われそう!

[小野さんがカゴメ食品の中で一番好きなものはなんですか?]

そう質問すると、野菜生活の実物を、見せて話をしてくれた。
小野さんがカゴメの食品の中で一番好きなのは、野菜生活の季節のフルーツが使われたもの。
地域とコラボしたものが好きなんだそう。
 私が次の質問をしようとした時、小野さんの方から逆に質問された。
「さわちゃんの、好きな食べ物は?」
そうですね。私はシュークリームが好きです!
「シュークリームのどんなところがすきなの?」
私はシュークリームについて、甘いクリームやふわふわの生地が好き!などのことを話したら、
「僕は自分の好きな食べ物について笑顔で話しているのを見るのも好きなんだよね
 あと、ここのお店のごはんおいしいよ!っていうはなしをするのもすきだね」
たしかに、食べ物の話をしているときは自然と笑顔になれる。
自分も、食べ物の話をするのは楽しいから好き!

[小野さんが今のところで「食」で人を元気にするという目標の達成率は?]

今のところの「食」で人を元気にするという目標の達成率は、100%中、50%だそう。
なんで50%なんだろう。
「理由は人を元気にするには自分が元気じゃないとできないんだよね
だから、今は自分が元気だから50%かな」

[小野さんのこれからの目標は?]

「人が1日取るべき必要な野菜の量って、350gなんだけど最近では290gぐらいしか取れてなくて60g足りないんだよね
で、それをうちの会社カゴメが提供できたらいいなって思ってるね」
その中でもカゴメは日本人の野菜の供給量のかなりを占めている、とも話していた。
自分も野菜が嫌いで、できれば食べたくはない。
でもよくお母さんに「野菜は、残さず食べなさい!」と怒られる。でも自分は食べたくない。
だけど、小野さんの話を聞いて、私たちのために頑張ってくれている人がいると思うと野菜を食べていこう、と思った。

[小野さんが思う「食」の奥深さとは?]

「うーん、そうだねー。食には正解がないところかな。人の味覚はそれぞれ違って、自分にとっては美味しいけど、他の人にとってはおいしくないとか。
そーゆーのが面白いんだよね。食って、自分だけの価値観じゃできなくて、ほかの人の価値観もないとダメなんだよね。
自分だけが美味しいと思ってるだけじゃ商品は売れないし、、。自分の知らなっかたことが見つかるっていう感じかな」
正解がないか。確かに人の味覚ってそれぞれだよね。そこに面白さを感じるのか、、。


 小野さんは、どんな質問にも優しく丁寧に答えてくれました!
小野さんの話を聞いて、食の大切さや、生きていくためにどんなに必要なことかがよくわかりました。
私のお母さんは、大学の「食物管理栄養学科」というところに勤めていて、お母さんに食があーだこーだ言われてきたけど全く聞いてませんでした。
でも、小野さんの話には興味を持つことができ、とっても楽しかったです!
しかし、あとから、お母さんもおんなじこと言ってたやん!と気づきました(笑)
また、インタビューしている最中に小野さんのお子さんのかわいい声が聞こえて場が和みました!
これからは、食について少しずつ知っていきたいです!




  5mail

 

関連記事